こんにちは看護師カメ吉です。看護歴25年以上。看護教員や看護師長などの経験を通して共感やお悩みの軽減ができれば嬉しいです。
今回は看護師の夜勤の憂鬱(あるある気分)についてです。
実はこの記事は日常、夜勤をされている看護師さんの「あるある」で、自分一人じゃない!と感じていただきたく紹介しています。
なぜなら、本日、かめ吉は夜勤入でとっても憂鬱だから。
これって!?ボク一人が感じているのかな?と思いながらも、いつも感じている課題だからです。
この記事では看護師あるあるとして、ご紹介ます。
この記事を読み終えると、『私ひとりじゃない(夜勤前の憂鬱)』と思っていただければ幸いです。
看護師さんの夜勤前 10の『あるある』現象
1.夜勤!? 朝起きたらすでに憂鬱な気分
2交代勤務は、体力勝負。休憩を入れても少なくとも18時間の拘束です。
「あぁ〜、今日は夜勤入りか」と思うだけで憂鬱な時間が始まります。
始業する寸前までこの気持ちは消えないものですね。しかも、長年看護師をしていてもなれないものです。
※この気持は自分では否定しないように!
他者やモノに感情を誰かにぶつけるのではなく、今、わたしってこんな思いを抱いている。と思うようにしています。
2.夜勤前なのに眠れない
「夜勤に行かなきゃ」「少しでも休んで(休養)」と思い、寝ようと決めてもなかなか寝付けない看護師さんも多いのでは。
ボクの場合は。全く眠れません(涙)睡眠のとり方はその人によって違いますが「夜勤前だからぐっすり寝てきたわよ」という看護師さんには今までなかなか出会った事がありません。
※眠れないのは自覚しているけれども、無理に眠らないと、とは思わずに少し横になっているだけでも身体が休めます。
3.職場に行ったら憂鬱な気分どころじゃなくなる。でもスタッフの組み合わせで愕然
憂鬱な気分も、夜勤モードのスイッチが入ると自然と消えていくもの。
しかし、夜勤を組むスタッフにも『当たり、ハズレ』はありませんか。
『当たり』は良いのです。
でも、『ハズレ』担った場合は、夜勤のモードがスペシャルモードに入ります。目指すは、事故なく安全に、そして時間内に終業することをひたすら目指すモード。
※以前は事前に勤務表を見て、『やばい!!』と思ったものですが、今はあまり気にしなくなりました。『どうにかなるさー』の心境でやってます。
4.夜食は必須?お菓子・軽食は必需品
患者さんは睡眠されている方が多いといえども、夜勤でやる仕事は続きます。
お腹も減ってくる。お菓子や軽食は夜勤のエネルギーの元。ほんのひとときの安らぎの時間です。
※夜勤体制によりますが、少人数の場合は相手の分も一緒に!お互い様ですから。
(相手によりけりでいいと思います)
ボクは食べない派なので事前にお断りしてます。
5.突然、患者さんが現れる
パソコンに向かって記録など黙々との作業中の時間に、ヌ〜っと患者さんが。「あの〜」などということもしばしば。
「わぁ〜びっくりした!」とドキッとする瞬間もあります。どうしてお部屋から??「さっきはぐっすり眠っていたのに」
※看護師からすれば些細なことでも、患者さんが伝えたいこともたくさんあります。忙しいさなかでもちょっとだけ「大丈夫」の言葉を。
6.嫌だ! ドクターコールしたくない!!
患者さんの状態悪化でどうしても深夜にドクターコールをしなければいけない場面も多くあります。このときは、夜勤に行く前と同じくらい憂鬱な気分。ただし、当番の医師によりけりは大きいですが。
嫌だと思いながらも報告は迅速に!
「○○先生だから、助かります。良かった〜」などIメッセージを伝えるだけでも場も和み相手(医師)とのやり取りもスムーズに。
7.仮眠 2時間は眠れない
現在は2交代制の医療機関も多く2時間の休息時間は設ける必要があります。2時間そのまま休めれば御の字で、しかも眠れたら嬉しい限り。
「急変が」「ヘルプがはいるかも」なんて緊張状態が続いています。
とにかく!休める時に少しでも。
8.夜勤だからこそできる書類作成、勉強
意外と今日は時間ができた。という夜勤の日もあります。これを使わない手はない。
日頃なかなか進まない、委員会の資料作成や研修のレポート、自分の研鑽のためのお勉強なども。
9.朝一の検査 採血も相方と運次第
夜勤の日によって、翌日のスピッツの数に愕然。採血がとっても上手な看護師さんが相棒だとなんだか気持ちは楽に。逆だと覚悟を決めてやるしかありません。
自分の体調(手技)にもよりますが、うまく進むと気分がよく帰りの扉が見えて来る気も。
10.夜勤明けはテンションアップ
朝になると、忙しさもMAXになりますが終わりも見えてきます。気持ちの中では「あと○時間」のカウントダウン。
無事に終わると、夜勤ハイのモードに入ります。
これは長年夜勤を経験している今でも同じ。アドレナリンがアップして目はパチっと!動きも良い。けど、電池切れは必ずきます。
年代によりけりで、そのまま昼間お出かけできる看護師さん、自宅でゆっくり看護師さん。
感覚では1日休みの感覚に。
まとめ
夜勤前は気分がのらない。
憂鬱だな。って、夜勤の日によっても、夜勤を組む相手によっても違います。
夜勤の看護師さんの悩み共通なものです。
スイッチが入るまでは避けられない事実ですが、夜勤明けの眩しい光が必ずきますので踏ん張って参りましょう。