看護師の悩み

看護師1年目辞めたくなる 入職したての3つの心がけ 入職での配属先は誰もが不満と不安を抱く

かめ吉
こんにちは、かめ吉です。看護師歴25年以上で人生の半分は看護の世界で過ごして来ました。看護師、看護教員、看護師長を通して色んな看護師さんと接し、今は看護は好き!といれるまでにようやくなっています。年数だけはベテランを自負しています。

 

国家試験を合格して、新人看護師1年目のスタート。

 

配属先も決まり『自分が望んだ配属先じゃなかった』『もう嫌!どうしよう』と不安や不満、悩みを抱えていませんか?

 

実は、この記事で今回紹介する内容は、配属先が望むところではなかった、これからどうしようと悩んでいる新人看護師さんへのこれからちょっと心がければ楽になる方法です。

 

なぜなら、かめ吉の姪っ子もみなさんと同じく、新人看護師1年目で配属先が望むところではなく、不安と不満で悩み辛い思いをしていた時に“楽になる”ための考え方と取り組みを伝授して前向きになれた実証結果があるからです!

また、かめ吉も教員や看護師長時代に、新人1年目の教え子ちゃんや、部下と接して来て現在も、立派に看護師さんとして活躍できるようになっている姿を見ているからです。

 

この記事では、『辞めたいな〜、不安だな〜、どうしよう』と感じた時の対処法について紹介しています。

 

記事を読み終えると、現状の不安や不満、悩みの改善に繋がり、これから先の看護人生の一歩を乗り切れることができます。

 

看護師1年目 辛い・辞めたい・もう嫌と感じた時の3つの対処法

 

 

看護師1年目、辞めたい思いはすぐに出てくるものです。経験年数に限らず、そのような場面や気持ちは日常茶飯事でした。

 

1.自分だけではない6万人が感じている

 

先日、新人看護師1年目となった姪っ子よりLINEがきました。

 

看護師
カメちゃん。。結核病棟に配属なったんだけど。もう嫌!!!!       なんで私が行かないといけないの!?

 

望んだ病棟じゃなかったの?
かめ吉

 

看護師
もっと、普通の病棟に行きたかった!!!

 

こんな不満や投げやりになる気持ちも当然出てきます。

採用内定時、調査票などで『自分が希望する場所 ○○科、□□科』などと将来の希望や展望と未来の姿と一緒に就職先に出したはずです。

が、現実には希望が叶う割合は多くない。

 

かめ吉
かめ吉も看護師長をしていた時に、新人看護師さんが『この病棟に来たかった、希望が叶った』と希望に沿って配属されててきたのは、5人中1人くらいの割合でした。

 

人気がある病棟へ配属されることはほんの一握りで、多くの新人看護師は『望まない、的外れ』の病棟(科)配属となっていました。

 

視点を抱えて良いとこ探し

決して望んで配属された病棟ではなかった。

『嫌だ』『どうしよう』『不安』など負の連鎖の感情が沸き立つものです。

引きずってしまうと、折角の新しい初めての体験が。。もったいないことに。

かめ吉

・結核病棟なんて看護人生でも体験できる看護師さんは少ないから貴重だよ。

・病棟は希望通りじゃなかったけど、どの科でも看護師さんはいて同じだから、良い先輩会えるといいね!

・看護師としてやることの基本はどの科でもみんな一緒。

 

感じてほしいのは、ちょっと視点を変えてこれから配属先の現場を楽しみが持てる気持ちになってほしいな。と。

今の物理的現実は、嫌な気持ちでも、不安な気持ちでも、そして楽しみの気持ちでも変わりません。

 

であれば、どう楽しんで行こうかと自分で楽しみ戦略を描きながら進むのが得策です。

 

楽ちんでもありますし。

 

独りよがりにならずに

配属先が希望した病棟(科)ではなかった。

不満や不安を抱える新人看護師さんは多数。

少しだけ、周りを見回してみると気がつくこともあるはず。

 

看護師国家試験合格者6万人が看護の海原に出航しました。思い通りの配属先(科)になっていないのが現実です。

 

果たして、希望通りの配属先の病棟(科)がほんとに看護人生でベスト?とは、限りません。

 

周りも見渡すと、新人看護師さんの状況はほぼ同じ。

『不安』『ドキドキ』の毎日です。

 

2.思いを吐露する

これから看護の海原では、『もう嫌』『辞めたい』日々の連続かもしれません。反面、『良かった』『嬉しい』こともたくさんあります。でも、しんどいときは孤独を感じることもありますが、孤立だけはしないでください。

『孤独』と『孤立』の違い

 

1)プリセプター(先輩看護師)

新人看護師さんには、教育、補佐、指導など色んな先輩がバックアップ体制で成長を支えてくれます。

その中でも、特にプリセプターの先輩看護師さんは技術の面、心の面でもサポートしてくれます。早い段階で関係性を築いて色んな相談、愚痴などを言い合える仲になってください。(当たりハズレはありますが。愚痴なら”かめ吉”まで)

とはいっても、ものすごく緊張するとは思います。

少しずつ、少しずつで。(亀のように)

 

2)同期同士では一歩引いて

看護師をスタート。見知らぬ同期とも絆が芽生え頑張ろうと思えることもしばしば。

ですが、同期の間柄ではどうしても、愚痴、愚痴、愚痴のオンパレードになってしまいます。

建設的な解決方法や改善方法が見出しにくく、気合のみの『頑張ろう』になり、いつしか疲弊感だけが再び湧き上がることも。

思いを吐露する場としては非常に有効ですが、反面、落ち込む要素もたくさん。

 

『私は私』、ちょっと離れたスタンスの心構えのほうが、現在の思いを吐き出せる場になります。現状の自分の感情やこれからの成長につながる整理する意識を持っていることが大事です。

 

 3)意外と第3者はスッキリ感がある

ネガティブな感情を吐露するのは、しっかりと聴いてくれる第3者はすっきり感が芽生えます。

利害関係なしで違う視点での捉え方などが時に有効になる場合があります。

看護師や医療関係者ではない第3者(お友達、家族)がしっくり思いを吐露することができます。

が、ネットなどの書き込みはオススメしません(悪い方にブレると、とことん落ち込む)

 

 3.自分の言葉を少し成長させる

 

かめ吉
これはかめ吉が看護師として、社会人として、父として成長させてもらった経験から成り立ちます。ものすごく、簡単です!

 

1)『弱者と強者』

これから看護の海原では、学生ではなく看護師として自己の枠をちょっとだけ超えた力量を手にする必要があります。秘訣は1つのみ。

現在は医療機関の組織においては、新人看護師は弱者ですので、情熱を最大の武器にして懸命に日々の看護に向き合うことが、自己の枠を超えた力量を身につける方法になります。

簡単なことですが、いざ看護を実行すると意外と大変です。

力量と上がると『情熱』と『謙虚さ』が薄れるからです。

 

2)『謙虚な言葉』

 

『いつでもありがとうございます』

 

かめ吉
自分の成長を促進し、また自分を守るために『ありがとうございます』をとにかく心掛けることです。

 

感謝の言葉を出せる看護師とそうでない看護師は成長も壁の超え方も雲嶺の差が生じます。

 

感謝の言葉『ありがとう』は、必ず新人看護師さんを守ります。

感謝の言葉を出せる人に人は『助けたい・守りたい』『成長させたい』と感じます。

 

通常、新人看護師さんからは『ごめんなさい』『すみません』の言葉が10倍以上聞かれます。

それはそれで必要な言葉でもありますが、その後に『ごめんなさい。○○教えて頂いてありがとうございます!助かります』など少し言葉を成長させる。

 

そうすることで、周りの環境が次第に温かく感じられます。

 

まとめ

新人看護師さん、入職したては特に初めての体験が多く気持ちがついていかないものです。次第に視野が狭くなり自分だけの思いに駆られてしまいます。

自分を守りつつ成長につなげるために、言葉を育んでみてください。

きっと、今より成長できなにより、自分自身が楽になります。

 

40代でももうやめたい!!

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