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看護師転職

【悩みからの脱却】看護師を辞めてよかった豊かな人生への3つのメリット

かめ吉

こんにちは、カメ吉です。

看護師歴25年以上。今回も自分の経験をもとに過去の看護師人生から脱却で良かったと感じることを本音でお伝えします。

この記事では、

  • 看護師を辞めたいけどほんとにいいの
  • 看護師辞めたいけど、その後どうなるの

というお悩みの一筋の光になれば幸いです。

今、看護は好き!と自分でもわかっているけど、、

『正直、しんどい』『辛さ』はありませんか?

看護師さんの仕事は激務だと僕も実働しながら感じる日々です。

特に50歳前の僕のような看護師さんは身体のどこかがギシギシときしむ感じや、こころもちょっと疲れた感じがするなど日常茶飯事なのでは!?

実は、僕は転職すること数回で、その方法もまちまちでした。

転職して次の看護の場に行くならば!と覚悟しての転職をしました。振り返ると転職は自分にとって悪くない人生の選択だったと感じています。

なぜなら、実際に転職して仕事としてのステップアップ(管理職)までいきましたし、自分の時間を保てて生活できているからです。

今は後者のほうが非常にありがたいと感じています。

 

どうして看護師を辞めたいと感じるのか?

看護師辞めたい

そもそも、どうして看護師を辞めたいと感じるのでしょうか?

僕もある時期から『辞めたい』『辞めたい』という思いに駆られるようになりした。それ以前は、看護教員、看護師長を通して上昇志向もあり“上の役職に行きたい!”という思いが存在しました。

理由は、その地位に上り詰めることで“患者さんに還元できる!

自分のやりたい看護が多くの看護師さんに伝わり実現できるはず”との崇高な思いがあったからだと思っています。

結果、看護業界の現実を知る羽目にはなりましたが(汗)

看護師を辞めたい理由:絶対的NO.1  人間関係

看護師辞めたい 人間関係

職場での人間関係の“いざこざ”は決して看護の世界に限ったことではありません。

が、僕も教員、看護師長時代結構泣きました。特に男性というジェンダーがあったのでまた違った感じです。

遠目で伺う場合、実際に爆弾が落ちてきてしんどい目に合う場合など様々でした。

 

看護ならではの派閥?

看護師さんの9割は女性の世界です。どこに転職しても必ず存在したのが派閥的なもの。ここでの位置関係は非常に神経を使います。

ほんの些細なことでも、好き嫌いの感情に巻き込まれ仕事がスムーズにいかないこともしばしば。勤務表を見ながら、今日の看護師さんたちは?と無用な心配をしながら勤務をする日もありました。

その時は、めんどくさい!!と思っていましたが、それが看護の世界なのだと思い定めるとなんとか凌ぐことができました。

 

医者その他コメディカルとの関係

医者は絶対的な存在で、看護師さんとは主従の関係にあると感じていました。ほんとは全く違うんですが、医者が仕事してくれないと、看護師さんの仕事の大半は進行しない現実。

『何様!??』と内心ムカつきながら看護の仕事がスムーズにいくように関係性を維持するのは一苦労です。

その他、コメディカルとの関係も適切に維持していかないとこちらの仕事が進まないことばかり。

とにかく、同じ組織の身内なのに人間関係でこころをすり減らすのが常であることは確かですね。

 

患者と関係

患者さんとの関係は、患者さん次第。時には苦情もありますが、看護の同僚や医者との関係からするとそんなに負担になることはなかった記憶があります。(しかし、とんでもない患者さん、家族にあたると心身ともに疲弊MAXですが。)

 

基本的には、単純に『好きか、嫌いか』『合うか、合わないか』のレベルの人間関係を維持していくのも大変ですよね。

管理者時代には、『無理しなくていいじゃない!他にも世界はたくさんあるよ』と思いつつも口が裂けても言えませんでした。

ほんとに人間関係は苦労しました。

現在、看護とは違う仕事を主にしておりますが、人間関係に関してのねちっこさは少なくなっています。

 

看護師を辞めたい理由2:多忙、夜勤の辛さからの開放

看護師 夜勤 辛い

 

病院勤務などでは、夜勤はつきものです。

現在はコロナの状況や世情もあり、定時に終業する医療機関も増えています。でも全てではありません。

実際に僕(サトウ)の妻も看護師をしていますが、帰ってきません(涙)。

『コロナの影響で』『○○から呼び止められて』『患者さんが急変して』『入院があって』などなど依然、看護師さんが定時アップできないことは明らかです。

そして、夜勤に入る!など日常茶飯事です。

自覚はしていても次第に麻痺していく感覚。これが日常なんだと自分に言い聞かせながら。

外から見ているうちは『頑張ってるね』で終わります。

しかし、看護師さんは肉体労働、感情労働の真っ只中にいます。本人にとっては笑える状況ではなく『身体のしんどさ』『心理的な圧迫』の中に24時間を晒している現状があります。

僕が看護師を辞めて(本格的に)良かったと実際に感じることは、この肉体的な疲労と精神の疲労が軽減された事実です。なぜならば、『また夜勤か』『子どもたちは遅いけどご飯待ってるかな』『寂しい思いをして泣いて待っている』との思いから開放されたことが一番ですので。

 

現在、看護師は好きでので、関わりは持っていたいと思い、たまに夜勤に入ることもあります。(経験値でなんとかなります)それでも、あんなに忙しく、夜勤詰めで働かなくても自分の生きたいように過ごせている実感もあり、幸せも感じます。

まして、自分の時間に関しては、看護師の多忙な時間が少なくなったことで“心のゆとり”ができています。

でも、自称、看護師です。どこにいても、看護師です。

 

看護師を辞めたい理由3:他の人生の選択(夢を見るのはいいことです)

看護師 辞めたい 自由

自分の時間の中で生きている。

看護師真っただ中の時間軸では想像もしないことでした。

なぜなら、病院での看護師、看護師長の生き方は、その選択肢が限られていました。

休日でも患者急変や職員のトラブル解決などスマホが鳴るたびにドキドキの毎日です。

看護師は素敵な、誇りを持てる職業である!といまでも胸を張って自負しています。

でも、僕自身が一人の人間として生きる時間は限られています。

常に感じていたこと『看護バカ』にはなりたくない。

自分の人生を考えると看護(仕事)は収入を得る手段→社会貢献(自己満足)から成り立っていました。

ここ判断基準から逸脱しないように現在は人生の選択として看護師としての自分の優先順位を下げて生きています。

実際に、そんな人生も楽しいですよー。

 

看護師を辞めてよかった3つのメリット

『どうして辞めたの!』と看護師さんの仲間からは問われる言葉です。

先に述べた通理ですが、多くの看護師さんの中には、看護師は絶対だとそこに価値観をおいているのも確かだと感じています。

 

看護師を辞めてよかったメリット1:身体的な疲労軽減

看護師を辞めてよかったのが、身体の負担軽減の実感です。

30後半、40代に入ると人の体は加齢により変化をきたして来ます。実感です。特に40代に入ってからは格段と身体が以前と違うことを体験しました。このまま、この状況を続けていけば。。

現在は、今までとは違う健康的な身体になってと感じています。

ハードワークからの解放・脱却が健康的な身体を作ることにつながっていることは確かです。

 

どれだけ、今を頑張っても実際にそれが認めてもらえる環境下にありますか?

 

これだけ頑張ったら、お給料が上がる、休みが増える、残業が減る、夜勤が減るということにつながれば頑張りようもありますが。。

実際に、僕は夜勤の回数が減り、不規則さが軽減されたのが大きな成果だと思っています。夜勤は今でもしてますが、突飛な状況ではなくある意味、予測のつく仕事で看護をしている状況です。

 

看護師を辞めてよかったメリット2:看護師を自由な時間を過ごす

もっと自分の時間が欲しいな~。

なんでこんなに働いているんだろう?と自問自答の日々でした。

看護も仕事の一つです。

何のために、仕事をするの?という問いかけは誰でもあるはずです。

自分の人生ですので『量』ではなく『質』大切です。看護師さんはほんとに働き者です。自己犠牲の上に成り立つ職業の一つとも言えます。

でも、人生の『質』への転換も必要です。

なぜ??

多くの看護師さんが疲れ果てて、心の病になるとか、同じ職場を去って行かれた看護師さんをあまりにも多くいました。

ほんとに、看護師を辞めて(違う看護の場に行って)、自由な時間があるってありがたいと感じていますから。

やりたかった趣味や看護以外の学び、家族との時間、恋人や友人との時間が広がります。

実際に、僕の教え子看護師さんは山ガールになってしょっちゅう写真を送ってくれたりしています。

 

看護師を辞めてよかったメリット3:人間関係のストレス軽減

環境を変えることは、ストレスの軽減につながることもあることは既知の事実です。

特に人間関係は自分がどんなに頑張っても、相手がいることですので大きな改善は見込めません。

実際に踏ん張って、踏ん張っていましたが、毎年の健康診断では“ザ・慢性胃炎”のお墨付きをもらっていました。表面上は、愛想よく、声も荒げずに淡々と勤務していましたが身体は正直なものです。

環境を変えて、転職してからは自分でも慢性胃炎の存在を忘れていたほどです。

 

看護師を辞めてよかった!後悔しない選択とは

看護師さんは一般的にも転職率が高い職業です。

同じ職場の看護師さんも入職して現在もと、同一職場で最後まで看護をされている方は非常に少ないのが現状です。

看護教員時代に、送り出した教え子も8割以上は転職の環境で勤務をしています。

たしかに、急性期や慢性期などの専門性はありますが退職率の高さには目を見張ります。

 

人生設計を大事に(私は何者)

既卒の看護師さんの退職率は18%程度

通常の一般会社ではありえない数字です。

それだけ、専門性を求められる技術、知識が必要なのと、人間関係の複雑さや時間拘束の辛さがある裏付けとも言えます。

引用;日本看護協会

 

看護師さん一人ひとりには素敵な人生があり、看護師だから!!をリセットして自分の人生をどう生きるかをイメージしてみる必要があると実感しています

僕も退職するときに上司から『後悔するわよ!』と何度も言われました。

後悔しない人生なんてあるばすがないじゃないですか。

だからこそ、後悔しながらでもよかったね!といえる人生設計を立案して進むべきだと今だから言えます。

後悔はつきものです。

それは今を踏ん張ってもあることですし、未来でもあります。

どうせなら楽しい人生を選択したほうが良い。

 

お金よりも価値のある人生を

転職したなら給料は下がる?みたいなネット上での情報もあります。

心理を突いているなって思います。人は悪い、低い情報はすぐに流しますが、個人的に良い情報は出したがらないものです。

看護師というライセンスはどこに行っても通用します(国内)ありがたいことに、生活できるライセンスです。

最近ですが、ふとフェイスブックなどを見ていたら知り合いが、離島へ転居していました。『海があるところで生きたい』という若い看護師さん決断でした。

 

看護師のライセンス(資格)は大きな宝

看護師はこれから先の人生、生涯の宝だと感じています。

どこに行っても、つまるところ仕事がないわけではないと思うと、『自由に生きてみたい』『もっと自分らしく』と思うのは当然のことです。

僕も実際に、病院勤務、管理勤務から離れて感じることは、

『どこに行っても看護師』ということです。

ふとある時に、仕事として登りつめても人生としてどうなのかと考えました。

今は、看護業界の人ではない方とも多く接する機会もあり、世の中って??とこの歳になって再発見して楽しく生きています。

まずは、自分の将来を描いて見て、それから行動しても遅くはないはずです!

 

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